ただ教科書やノートを見返すだけの復習はもう卒業しましょう!
ドラマ「御上先生」第2話で紹介された
「思い出す勉強法」をご存じですか?
これは、多くの東大生も実践している
「アクティブ・リコール」という方法です。
今回は、この勉強法の効果や本質について解説し、皆さんの学習に役立てていただける内容をお届けします。
「アクティブ・リコール」とは?「アクティブ・リコール」とは、教科書やノートを使わずに、自分の頭だけで「思い出す」ことに集中する勉強法です。
この方法は、復習時にとても効果的であり、記憶の定着を大幅に向上させます。
多くの人は復習というと、教科書やノートを見返したり、問題を解き直したりすることを想像しますよね。
しかし、御上先生が推奨した「アクティブ・リコール」はそれとは全く異なります。
紙とペンだけを用意し、何も見ずに「今日学んだこと」を思い出して書いてみる。このシンプルな方法こそが、記憶力を鍛える鍵なのです。
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思い出すことが重要な理由 私たちの記憶は、「覚える」と「思い出す」という2つのプロセスで成り立っています。
ですが、「思い出す」力が弱いことが、
成績が伸び悩む原因になりがちです。
例えば、初対面の人の名前を思い出す場面を考えてみてください。
その人の名前を覚えていても、いざ思い出すとなると苦労することがありますよね。
これと同じように、勉強でも「覚えたはずなのに思い出せない」という経験をしたことがある人は多いはずです。
この「思い出す」練習を意識的に取り入れることで、テスト本番での「あれ、なんだっけ…?」という状況を減らすことができるのです。
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実践!「アクティブ・リコール」の勉強法実際に「アクティブ・リコール」を試してみましょう!以下の手順を参考にしてください。
1. 白い紙を用意する 何も書かれていない白紙を使うことで、余計な情報に惑わされることなく、集中して思い出せます。
2. 今日学んだことを思い出して書く ノートや教科書を見ずに、授業や勉強で得た知識を自分の言葉で再現します。ポイントは具体的に書くこと。
3. 思い出せなかった部分を確認する 最後に、教科書やノートで答え合わせをして、抜けている部分を補いましょう。
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勉強法だけでなく、教育の見直しにも「アクティブ・リコール」は、勉強法としてだけでなく、日本の教育全体を見直すヒントにもなります。
近年、参考書や問題集、教育系アプリの質は向上しましたが、学力の伸び悩みが指摘されています。
その一因として「思い出す時間」の不足が挙げられるのではないでしょうか。
いくら授業の質が向上しても、復習の時間が取れなければ知識は定着しません。学んだ内容を「思い出す」練習を取り入れることで、学力向上の大きな一歩を踏み出せるはずです。
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最後に今回紹介した「アクティブ・リコール」、いかがでしたか?
塾の勉強だけでなく、自宅学習や受験勉強にも活用できます。
まずは、今日から白紙を使った復習を始めてみましょう!
きっと効果を実感できるはずです。
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